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結婚式にかかる費用の内訳8つ!衣装の内訳や費用を節約する方法とは

結婚式にかかる費用の平均

結婚を考えている人たちが最も気になるのが、結婚式にかかる費用ではないでしょうか。アンケートによると、挙式、披露宴などかかった費用の平均は354.9万円です。

しかし、この全額を自分たちで負担するわけではなく、かかった金額から頂いたご祝儀を差し引いた金額が予算になります。それでもかなりの高額になってしまうため、何にどれくらいの費用がかかるのか、節約できるものがあるのかを把握する必要があります。

結婚式にかかる費用の内訳8つ

ここでは、結婚式にかかる費用の8つの内訳をご紹介します。この8つの中から、自分達には必要のない物を削ったりランクを変えたり、またアイテムを手作りすれば節約することができるかもしれません。

どのような項目にいくらくらいかかるのかを知ることは大切です。

結婚式にかかる費用の内訳1:ギフト

招待客に配る引き出物です。引き出物は招待客によって相場金額は異なりますが、友人や同僚は3000円から7000円、来賓・親族は5000円から12000円程度が一般的です。

引き出物はその地域によって特色があり、縁起物の鰹節や紅白まんじゅうなどを使うこともあります。品数は、縁起物を含め2~3品が一般的です。引き菓子は1人あたり1000円から、縁起物は1人あたり1000円前後です。

結婚式にかかる費用の内訳2:料理関連

結婚式でメインとも言えるのが料理です。料理と飲み物合わせて2万円くらいのコースが相場です。フリードリンクにした場合、種類が少ないと個別に注文するケースが増え、かえって費用がかかってしまう場合があります。

また、デザートビュッフェなどを追加すると1人あたり1000円から2500円ほどです。招待客に子どもがいる場合はお子さまプレートも必要になり、相場が3000円から6000円ほどになります。

結婚式にかかる費用の内訳3:ペーパーアイテム

ペーパーアイテムとは、招待状、席次表、メニュー表など、紙で作られたアイテムのことを言います。全て式場に依頼した場合の相場金額は、1人あたり2000円前後で、外部業者に頼んだ場合は、1人あたり1000円から1500円程度です。

また、自分たちで手作りする場合の相場は、1人あたり500円から1000円程度ですが、紙代や印刷代、作る手間などを考えると、節約の面ではあまり効果がないかもしれません。

結婚式にかかる費用の内訳4:会場装花

会場を美しく飾る装花も、それなりの金額がかかります。元々のプランに入っている装花の費用だと会場が少し寂しいと感じる人も多く、打ち合わせの段階で装花を追加することもあるようです。

ただ、プラン内の金額でもボリュームのある花を多めに使ったり、造花やグリーンを少し混ぜたりすれば、豪華に見えるうえ費用を節約することもできます。その点をお花屋さんと相談して作ってもらいましょう。

結婚式にかかる費用の内訳5:撮影

撮影の費用は、何処に依頼するかによって大きく変わってきます。依頼先は結婚式場の専属や提携カメラマン、式場外部のカメラマン、友人や知人などです。

式場専属のカメラマンに依頼すると10万円から15万円、外部のカメラマンに依頼すると5万円から10万円が相場です。友人知人に頼む場合は、お礼として1万から3万円くらいを渡すのが一般的です。

また撮影を当日のみにするか、別撮りにするかでも金額が変わってきます。

当日の場合

撮影を当日のみにする場合は、プランの中に組み込まれているので別撮りの費用がかからずにすみます。

当日までに前撮りの時間が取れない、別撮りに費用をかけるよりその分他の費用に回したいと考えている場合など、当日撮りでも式場内のスタジオや挙式会場、または絵になるロケーションで撮影できる式場もありますので、確認してみることをおすすめします。

別撮りの場合

別撮りには前撮りと後撮りがあります。別撮りのメリットは、当日と違う衣装を着ることができる、屋外で撮影することができるなどがあります。また前撮りすれば、式当日にウェルカムボードに写真を使うこともできます。

前撮りの相場は14万円から15万円程度です。その季節ならではの背景や2人の思い出の場所で撮影ができます。また後撮りの相場は11万円程度で、結婚式当日に出来なかったポーズや式とは別な季節で撮影できます。

結婚式にかかる費用の内訳6:映像演出を含める場合

結婚式の演出の中で、みんなが楽しめる映像演出を取り入れる場合もあります。

映像演出にはオープニングムービーやプロフィールムービーやサプライズ映像などがあり、式場に依頼する場合の相場は5万円から8万円程度です。外部に依頼した場合は2万円から4万円程度です。

自分たちで作る場合はフリーソフトを使ったり、有料ソフトをダウンロードしたりしても1万円程度で作成できるので、時間がある場合はおすすめです。

結婚式にかかる費用の内訳7:衣装

結婚式にかかる費用は、新郎新婦の衣装選びによって大きく変わってきます。衣装の費用はプラン内に組み込まれているのでレンタルする人が多いですが、外部でレンタルする人や購入する人もいます。

レンタルの場合、ウェディングドレス選びのスケジュールは式場によって異なるので、契約のときに確認し、納得いくまで試着することをおすすめします。

新郎の衣装費用

新郎の衣装で人気なのは、やはりタキシードです。新郎は衣装にこだわりがない場合が多く、相場も5万円から10万円と安いため選びやすいです。

他には、インターネットのレンタルショップを利用すれば費用の節約になります。相場は1万円から3万円なのでかなり安くなりますが、実際に試着できないことと式場への持ち込み料がかかるのがデメリットです。

新婦の衣装費用

ウェディングドレスをレンタルする場合の相場は24.5万円程度です。またカラードレスや和装を含めた新婦衣装の平均費用は、47.4万円です。

プランの中に入っているドレスだと、気に入るものがなく、結局追加料金を支払うと言うことはよくあります。契約時にプラン内のドレスがどのようなものなのかチェックすることをおすすめします。

また新中古のウェディングドレスを購入すれば、レンタルより節約できることもあります。

結婚式にかかる費用の内訳8:ブライダルエステ

結婚式当日はお肌の調子を整えてのぞみたいと思っている新婦さんは、ブライダルエステに通う人が多いです。平均費用は約6万円ですが、さまざまなコースがあり価格を抑えたコースも選べます。

気になる二の腕の引き締めや、肌のケアとシェービングのコースや、ドレスから見える部分など、気になる部分を中心にケアができるコースなどがあります。

また、施術の平均回数は7回ほどで、時間がない場合、1回限りのプランもあります。

結婚式の費用を節約する方法4つ

理想の結婚式にしたくても予算がオーバーしてしまい、ランクをダウンしなければならないことが
あるかもしれません。

しかしあきらめず、内訳とかかる費用を把握すれば、節約できるところを見つけ出し、こだわるところにはお金をかけて理想の結婚式に近づけることができるでしょう。

ここでは、結婚式の費用を節約する方法を4つご紹介します。

費用を節約する方法1:比較的人気のない日程や時間帯を選ぶ

結婚式の費用を節約する方法として、まず、人気の無い日程や時間帯を選びましょう。

人気のある時間帯は、昼前後か午後早めの時間帯に始まる結婚式です。これを、夕方から夜にかけて行うナイトウェディングにすると、費用をかなり抑えられます。

また、土・日・祝日をさけて平日の結婚式にするとさらに費用を抑えることができ、予約を取りやすかったり、「大安」や「友引」など縁起のいい日を選べたりもします。

費用を節約する方法2:春と秋を避ける

結婚式の費用を節約するには、人気のある春と秋をさける方法があります。

結婚式を挙げるのに人気があるのは、大型連休がある5月やジューンブライドの6月、気候が良い10月から11月です。その時期をさけ、真夏の7月から8月か真冬の12月から2月に挙げると、式場代などの費用を抑えることができます。

ただし、真夏の場合はお盆の時期は避け、真冬の場合は雪を想定して駅から近い式場にするのがよいでしょう。

費用を節約する方法3:定期的にお得プランを確認する

結婚式の費用を節約するには、定期的に式場のお得なプランを確認することをおすすめします。

結婚式場のプランとは、衣装、料理、結婚式に必要なもの全てが1つとなっているプランのことです。

各式場でさまざまなプランが準備されていますが、挙式のみプラン、装花アップグレードプラン、日曜挙式限定プラン、仏滅赤口限定プラン、ナイトウェディングプランなどが多く利用されています。

費用を節約する方法4:手作りアイテムを持参する

手間がかかりますが、思い出に残りなおかつ結婚式の費用を節約できる方法は、手作りできるアイテムを持参することです。

ウェルカムボード、芳名帳、ウェルカムドール、リングピロー、ブーケ、ペーパーアイテム、ムービー、プチギフトなど手作りできるものはいろいろあります。

また裁縫や料理などの特技を生かして、ウエディングドレスやドレス小物、ウエディングケーキを手作りしてみてはいかがでしょうか。

DIYでウェディングアイテムを手作りしましょう

「おしゃれに簡単DIYウェディングアイテムBOOK」は、ウエディングに必要なペーパーアイテムをこの一冊で楽しみながら結婚式の準備ができます。

下記の細かな物から会場を華やかに演出するグッズまで幅広く紹介しています。
・招待状
・席次表
・席札
・メニュー表
・両親や祖父母に感謝する感謝ボード
・花嫁の手紙など

結婚式以外でかかる費用

結婚式の費用ばかりに気を取られていると、他の費用が足りなくなってしまうことにもなりかねません。結婚式以外でかかる費用は、お礼、お車代、遠方からのゲストの交通費や宿泊費、ゲストの着付けなどです。

これらは式場の見積書には記載されていないのでうっかりすると忘れてしまいがちですが、結婚式以外の細かな費用がかかることも考慮し、予算を立てる段階でチェックしましょう。

結婚式にかかる費用を把握しよう

一生に一度の結婚式なので、二人の理想どおりにいろいろやってみたいと言う思いがあるでしょうが、結婚式にはかなり費用がかかります。

予算内に収めるためにはかかる費用を把握し、万が一予算内に収まらなかった場合はいろいろな方法で節約して予算を抑え、二人のオリジナリティーあふれる結婚式にしてみてはいかがでしょうか。

たとえ理想どおりにならなくても、何よりゲストに喜んでもらえる結婚式になるのが一番です。

この記事を参考に、素敵な結婚式をあげれるよう事前に準備をしておきましょう。