ウェディング

妊娠中でも結婚式を楽しもう!3つのメリットとデメリットで悩みを解消!

妊娠中でも結婚式はできる?

妊娠が分かってからする結婚は「授かり婚」や「おめでた婚」と呼ばれ、そのカップルの中には、結婚式を挙げることに不安や迷いを抱くことも多いでしょう。

 

妊娠中でも結婚式を挙げることは可能ですが、マタニティウエディングにはメリット・デメリットがあります。

 

それらを十分考慮して、結婚式を行うか、どんな式にするかを決めましょう。

マタニティウエディングは増えている!

授かり婚やマタニティウエディングは珍しくありません。

 

また、かつて見られた「珍しい」「順番が違う」といったネガティブなイメージも少なくなり、肯定的な意見を持つ人も増えてきました。

妊娠5~7か月の安定期にするのが良い

妊娠中に結婚式を挙げることは可能ですが、新婦の体調を十分に考慮する必要があります。

 

妊娠初期はつわりで体調不良を起こしやすく、さらに妊娠の状態が不安定な時期でもあります。一方、妊娠後期は大きくなったお腹により新婦の負担が大きくなり、着られるドレスもかなり限られます。

 

そのため安定期と言われる妊娠5~7ヶ月の期間にマタニティウェディングをするのが良いでしょう。

妊娠中に結婚式を挙げるメリット3つ

妊娠中に結婚式を挙げるカップルは、大なり小なり不安や心配がつきものでしょう。一方で、マタニティウェディングならではのメリットもあります。

 

あとで悔いが残らないよう、事前にしっかりと下調べをし、二人の希望を叶えるために、まずマタニティウェディングをするメリットを見ていきましょう。

メリット1:3人分の祝福を受けられる

必ずしも授かり婚に対して良いイメージを抱いていない人でも、実際にゲストとして結婚式に参列し、幸せな二人を目にすれば、間違いなく結婚・妊娠を祝福してくれるでしょう。

 

新しい生命を宿すことは大変すばらしいことです。そして、まだ生まれていなくても、お腹の中の赤ちゃんは二人の大事な家族です。

 

おめでたい結婚というイベントに、さらに新しい命の誕生が加わり、家族3人分の喜びと祝福に包まれるでしょう。

メリット2:子育て前にゆっくり結婚を祝ってもらえる

出産後は思った以上に忙しいものです。慣れない育児と家事の両立に苦労するうえに、出産直後の母親の体調は不安定になりがちです。

 

赤ちゃんを出産してから結婚式を挙げようとしても、そのような中での結婚式の準備はとても大変で心身の負担が大きいでしょう。

 

しかし、出産前であれば、新郎新婦二人のペースで準備ができ、ゆっくりと喜びをかみしめる時間と余裕を持つことができます。

メリット3:マタニティウエディングならではの演出ができる

マタニティウェディングが増えていることもあり、ほとんどの結婚式場では授かり婚専用のプランが設けられています。その中には、マタニティ専用のドレスやインナーが準備されていたり、新婦の体調を考慮したシステムを採用するなど、きめ細やかな配慮が見られます。

 

また、ゲストが膨らんだお腹を触ってくれたり、赤ちゃんのためにベビーリングを用意したりと、マタニティウェディングならではの演出を楽しむことができます。

妊娠中に結婚式を挙げるデメリット3つ

前項では、マタニティウェディングのメリットを挙げましたが、当然妊娠中の結婚式にはデメリットもあります。

 

デメリットを考慮して、結婚式を挙げないことを選ぶカップルも一定数います。これからマタニティウェディングを考えているカップルは、メリット・デメリットの両方を確認し、慎重に決めていきましょう。

 

それでは、妊娠中に結婚式を挙げるデメリットを紹介します。

デメリット1:体調に左右される

妊娠中の母体は非常に不安定です。妊娠というとつわりだけに目が行きがちですが、つわり以外にもさまざまなトラブルが起きる可能性があります。

 

そのため、結婚式の打ち合わせだけでなく、結婚式の当日も新婦の体調に十分注意する必要があり、ある程度変更が可能なように準備しておく必要があります。

 

妊娠中の体調は個人差が大きいため、一律の工程が組めない可能性があることを事前に承知しておくことも大事です。

デメリット2:キャンセルの可能性がある

前述したとおり、妊娠している母体はとても不安定です。そのため、スムーズに結婚式の準備が進められないことがあります。

 

そして、最悪の場合、結婚式自体のキャンセルもおこりえます。特に、妊娠の状態が不安定な場合、切迫流産や切迫早産などで入院するケースも多々あります。その場合は、やむなく結婚式のキャンセルという選択となるでしょう。

 

事前にキャンセル料金の確認などもしておきましょう。

デメリット3:準備が忙しくなる

人気の結婚式場は一年以上前に予約をするなど、一般的な結婚式は一年ほどかけてじっくりと結婚式の準備をしていきます。

 

しかし、妊娠発覚後に結婚式を挙げる場合は、その準備を急ぐ必要があります。マタニティウェディングができる期間は長くないからです。

 

また、安定期に結婚式を挙げるためには、結婚式場と日取りの決定、衣装決定と衣装合わせ、ゲストの決定と招待状の手配などを猛スピードで進めなければいけません。

妊娠中の結婚式で気をつけたいこと3つ

結婚式は、それでなくても決めなければいけない事項や注意すべき点が多く、新郎新婦が疲弊してしまうこともあります。

 

それに加えて、妊娠中での挙式となると、さらなる配慮が求められます。これは、妊娠中である新婦だけでなく、新郎もしっかりと頭に入れておきましょう。

 

それでは、マタニティウェディングならではの気を付けるべき点を見ていきましょう。

気をつけたいこと1:体調を最優先する

「妊娠中に結婚式を挙げるデメリット」でも述べましたが、妊娠中は体調が不安定になりがちです。結婚式の準備を滞りなく進めることも大事ですが、もっとも優先すべきは新婦の体調です。

 

結婚式の準備、式当日、どちらも新婦の体調を優先し、無理をしないスケジュールを組むようにしましょう。

 

また、移動の少ない会場を探す、結婚式の規模を小さくするなど、新婦の体調に合わせて柔軟に対応しましょう。

気をつけたいこと2:式を挙げる時期を考える

前述したとおり、マタニティウェディングは安定期と言われる妊娠5~7ヶ月の期間に挙げるのがベストと言われています。

 

しかし、妊娠中の体調は個人差があり、本当の「安定期」がない人もいます。そのため、挙式できる時期が非常に限られるカップルもいるでしょう。

 

幸せになるために結婚式を挙げるのに、体調を崩しては本末転倒です。新婦の体調や状況を考慮し、最善の期間に挙式日を設定しましょう。

気をつけたいこと3:親族と密に話し合う

マタニティウェディングでもっとも心強い戦力は、新郎であるご主人です。一番近くにいて、結婚式の準備や家事などを協力し、奥さんを助けていきましょう。

 

また、両家の両親ともよく話し合い、協力をお願いしたり、相談をするようにしましょう。

 

制限のある妊娠中の結婚式ということで、必ずしもご両親の希望通りの式が挙げられない場合もあります。しかし、事前に誠意をもって密に話し合っておけば、ご両親も理解してくれるでしょう。

マタニティウエディング準備編

こんなドレスを着たい、あんな演出をしたいなど、多くの女性が理想の結婚式を思い描き、実現したいと願うでしょう。しかし、マタニティウェディングでもっとも大切なのは、母子の健康です。

 

新婦の体調を最優先した会場、衣装を選ぶことになります。

 

ただし、もちろんすべてを我慢する必要はなく、多くのマタニティプランから二人の好みに合致したものを選ぶことができるので、明るく楽しい気持ちで準備に臨みましょう。

式場選び

マタニティウェディングで式場を選ぶ際は、まず新婦の移動の負担に注意すべきです。妊娠中は、安定期であっても長距離の移動は負担になります。

 

そのため、会場内での移動が少ない、交通機関から近い、前泊してそのまま会場に入ることができるなどの理由から、ホテルでの挙式がもっとも適しているでしょう。

 

また、親族だけで小規模な式にするならば、近場のレストランウェディングなども良いでしょう。

衣装選び

マタニティウェディングでは、低いヒールの靴でも歩きやすい丈のドレスを選びましょう。長すぎず、短すぎないドレスが良く、プランナーに相談するのも良いでしょう。

 

また、お腹が大きくなるとドレスの丈が変わるため、式当日に大きくなっているお腹のサイズを見越して、調整する必要があります。

 

そして、靴は転倒防止のため、ヒールの低い、もしくはヒールなしの靴を選びましょう。

妊娠中でも素敵な結婚式にしよう!

マタニティウェディングは、確かに新婦の不安定な体調や挙式できる時期や場所が限られるなど、一般的な結婚式と比べて制限と負担が増えます。

 

また、スケジュールがタイトになるなどのデメリットに目が行きがちです。しかし、最近ではマタニティプランも多く設けられ、妊娠中の結婚式ならではのメリットや楽しみもあります。

 

母子の健康を十分考慮した上で、貴重な結婚式という時間を三人で楽しみましょう。