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結婚式で知っておくべき様々な流れ4つ|結婚式のプログラムの流れ

あなたは結婚式の流れを把握できている?

結婚式の準備は大変ですが、当日も大変です。まず結婚式のプログラムとして教会式・神前式・仏前式・人前式のそれぞれの方式で結婚式を行い、そこから披露宴をするという流れになっていることが多いです。

結婚式と披露宴の流れで朝から夕方くらいまでかかることも珍しくないので、しっかり結婚式の流れについて理解しておかないと大変でしょう。

結婚式で知っておくべき流れ4つ

それではここからは、結婚式で知っておいてほしい流れについて、本番当日の準備から結婚式のプログラム、結婚式の後の披露宴、そして披露宴後について紹介していきます。

結婚式の流れについては、プログラムなどであらかじめ決まっています。ただ結婚式の方式である神前式や人前式、キリスト教式などの違いによって少し異なるため、こちらの違いについても見ていきましょう。

結婚式で知っておくべき流れ1:本番当日の準備から会場着までの流れ

結婚式当日の朝は、なにかとあわただしくなりがちなので早く起きましょう。結婚式中はあまり食事をとれない可能性が高いので、朝食はしっかり食べておきます。

そして忘れものをしたら大変なので、忘れものがないかどうかを確認し、家族に挨拶をして出発しましょう。朝の流れは、新郎新婦ともに変わりはありません。

新郎

家族に挨拶をして家をでて結婚式場に到着したら、新郎はまず結婚式場で担当のウェディングプランナーに挨拶をし、この後の流れについて確認します。

もし、バルーンリリースのように天候に左右されるセレモニーを予定していたなら、この時点で行うか、天候が悪いとき用のセレモニーに切り替えるか確認する必要があるでしょう。

そしてウェディングプランナー以外のスタッフにも挨拶をして、自分の着替えに向かいましょう。

新婦

新婦は支度に時間がかかるので、家族に挨拶をして結婚式場に到着したあとは新郎にウェディングプランナーやスタッフたちとの打ち合わせを任せて、自分は着付けやヘアメイクに向かいましょう。

会場によって、結婚式のリハーサルを新郎・新婦の着付け前に行うか、着付けを終えたあとに行うかは異なるため、事前に確認をしておく必要があります。

結婚式で知っておくべき流れ2:結婚式のプログラム

続いて結婚式のプログラムの流れですが、結婚式についてはキリスト教式や神前式、人前式などのいずれの方式を選んだのかで少し流れが違ってきますので、それぞれについて見ていきましょう。

この他に仏前式もありますが、仏前式を行える式場はあまり多くありません。仏前式には本堂で結婚式をすること、参列者は数珠を持参すること、参列者は基本的に家族や親族のみとなることなどの特徴があります。

神前式の場合

神前式の流れとしては到着してから手を清める手水の儀、参進の儀で入場して神職から斎主挨拶を受け、おはらいである修祓の儀をして祝詞奏上をします。

そして、三献の儀のあと新郎新婦が結婚を誓う誓詞奉読、指輪交換、玉串奉奠を行い巫女舞、親族盃の儀から斎主祝辞で退場となります。

簡単な流れで説明すると、和装で入場後に神職から挨拶をうけおはらいをして祝詞をあげ、盃を交わして結婚を誓う指輪交換、玉串をお供えするということです。

人前式の場合

人前式の基本的な流れは、ゲストに続いて新郎新婦が入場し、司会あるいは新郎新婦が開式宣言を行います。そして新郎新婦が結婚を誓って指輪の交換をします。

その後、婚姻届に署名をしてその内容を参列者に披露し、ゲストの代表が挨拶をして、最後はゲストに見送られながら新郎新婦は退場します。

人前式では宗教が絡まないため、服装は和装でも洋装でも構いません。また流れ自体も基本的な流れはあるのですが、新郎新婦がオリジナリティを出すことも可能です。

キリスト教式の場合

キリスト教式ではゲストの入場から牧師の開式を経て、新郎に続き新婦が洋装で入場します。その後、全員で賛美歌を斉唱し、牧師による聖書の朗読と祈りを経て新郎新婦が結婚を誓います。

そして指輪を交換し、結婚証明書に署名、牧師による閉式の挨拶のあと新郎新婦が退場するというのが一連の流れです。

キリスト教会式の場合は、結婚式を挙げたチャペルを出た後で新郎新婦を祝福するブーケシャワーやバブルシャワー、花嫁によるブーケ・トスなどが行われる場合もあります。

結婚式で知っておくべき流れ3:披露宴

結婚式を終えると、同じ会場または別の会場で披露宴を行うためにゲストと新郎新婦が移動します。以下、一般的な披露宴の流れを紹介します。

ゲストと新郎新婦の入場後、開宴の挨拶で新郎新婦と主賓の挨拶を経て乾杯をします。その後、ウェディングケーキ入刀やゲストのスピーチ、新郎新婦のお色直しなどがあります。

そしてキャンドルサービスなどのセレモニーやゲストによる余興があり、祝電の紹介がある場合もあります。最後は新婦の両親への手紙朗読と閉会の挨拶で新郎新婦が退場します。

神前式の場合

神前式では結婚式を行った神社でそのまま披露宴をするか、披露宴は別の会場に移ることになるでしょう。結婚式場で神前式を挙げ、そのままその式場の披露宴会場で披露宴をする場合もあります。

そのままの会場で披露宴もするなら、和装のまま行うことが多いです。神前式をしたけれど披露宴は別の会場で行うような場合には、結婚式だけ和装で行い、披露宴はウェディングドレスにお色直しをすることが可能です。

人前式の場合

人前式の場合は、披露宴会場でそのまま結婚式を挙げる「宴内人前式」を行うことがあります。

結婚式の内容も宗教にとらわれないため新郎新婦の自由にできますが、披露宴も同様です。宴内人前式では結婚式を閉式した後、そのまま披露宴に突入する流れになります。

和装・洋装どちらでも結婚式や披露宴を行うことができますし、お色直しやプログラムなども自由に設定できます。

キリスト教式の場合

キリスト教会式の結婚式の場合は、挙式のチャペルと同じ結婚式場内で披露宴を行うことが多いでしょう。

これは、日本の場合は多くのチャペルが結婚式のために建てられたものであり、たいてい結婚式場の中にあるからです。独立型のチャペルもありますが、その場合はチャペルでの挙式の後、披露宴会場に移動してから披露宴となるでしょう。

結婚式で知っておくべき流れ4:披露宴後

披露宴を終えた後は、この後開かれる二次会に参加して、二次会が終わったところで1日の予定は終了となります。

披露宴の後、二次会に向かうので新郎新婦は衣装を脱ぎ準備をする必要があります。披露宴終了から1時間半~2時間くらいは余裕をみて二次会の時間を設定しておきましょう。二次会の後、三次会や四次会の予定があればそちらに参加することもあります。

結婚式の流れを把握するポイント3つ

結婚式はほとんどの人にとって一生に一度のことなので、その流れを把握するのはなかなか大変でしょう。

そこで、結婚式を完璧にするためにもしておいた方がよいポイント、失敗しないためにしておきたいポイントについて紹介します。

把握するポイント1:リハーサルを行う

結婚式の直前に行う「結婚式リハーサル(挙式リハーサル)」はできるだけ行っておきましょう。

挙式リハーサルは、たいていの結婚式場で結婚式当日に行われています。当日バタバタするのが嫌でリハーサルをしないという選択肢もありますが、結婚式の準備が整った会場でのリハーサルはこのときしかできません。

リハーサルをしなくても指示はしてもらえますが、ある程度流れを把握するためにもしておいた方がよいでしょう。

把握するポイント2:結婚式相談デスクに相談する

自分たちが希望する結婚式を挙げたいけれど会場が見つからない、どこで結婚式を挙げたらよいか分からないなどの疑問に対してサポートしてくれる「結婚式相談デスク」を活用しましょう。

基本的に、結婚式相談デスクに相談するのは無料です。結婚式場を決めるのに困っている段階では、結婚式相談デスクに相談するのがよいでしょう。

把握するポイント3:専属のプランナーと確認する

結婚式場を決めたら専属のウェディングプランナーがついてくれますので、結婚式の内容の確認や流れについてはプランナーに相談・確認しましょう。

結婚式に必要な物の手配など、ほとんどのことはプランナーの担当となっています。もし分からないことがあったら、専属のプランナーに確認してみるのがベターです。

結婚式の流れの中での気を付けるべきマナー

結婚式自体は、プランナーやスタッフのおかげでスムーズに進めることができるでしょう。結婚式の中で新郎新婦が注意するポイントとしては、歓談時に特定の人と喋りすぎないことがあります。

仲の良い人との会話が弾むのは当たり前なのですが、結婚式にはさまざまな立場の人が大勢来ています。時間配分を考えて、どの人とも同じくらいの時間になるように接するのがマナーです。

結婚式の流れを把握しよう!

結婚式の流れについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。結婚式当日までも相当な準備が必要ですが、当日は当日で目まぐるしい1日を過ごすことになります。

結婚式をとどこおりなく終えるためにも、あらかじめリハーサルや確認を十分にして、当日に備えておきましょう。